#042 【子連れポルトガル・スペイン旅 7泊9日】④コルドバ・マドリード・トレド編

Spain :Mijas, Malaga, Cordoba, Madrid, Toledo

こんにちは。4回にわたったポルトガル・スペイン記録も今回で最後!
思い出しながら、つくづく妊娠7ヶ月の割にタフに頑張ったなあと思います。荷物も息子の抱っこも全部頑張ってくれた夫にも感謝!安定期に旅行に行けて本当によかったです。

スペインのミハス・マラガについての記事はコチラ↓

さて、コルドバも1泊しかなく次の日も電車でマドリードへ移動予定だったので、ホテルは駅から徒歩7分くらいの「SoHo Boutique Cordoba」。私たちのお部屋はエクストラベッドもあって、久々に息子に蹴られずにゆっくり寝ることができました(笑)

そろそろ旅の疲れが出てきて、17時ごろホテルに着いて私は休憩させてもらうことに。
夫と息子は近くのコインランドリーに行ってくれました。ありがたや・・・

①コルドバさんぽと迫力満点!フラメンコショー

気を取り直して19時ごろから市内をお散歩。日が長いので街並みを楽しむことができました。
市内まではバスを使ったのですが、このアプリが若干面倒だったよう。夫がやってくれたのですが、2段階認証など必要だったみたいなのでお気をつけください。

そしてコルドバに来たあたりから、まじで暑い・・・
そのせいなのか、街に全然人がいなくて、お店も結構閉まっていて、ここは観光地なのか?と思うほど閑散としていました。(これはのちに行ったトレドでも同じ現象。みんなおうちに引きこもってるのかしら)

花の小径

事前に調べていたフラメンコショーは21:30からということで、まずは簡単に腹ごしらえ。
Taberna Rafaé

アンダルシア地方の郷土料理「rabo de toro」(牛テールの煮込み)とハムコロッケをいただきました。煮込みの方は割と味が薄め。ハムコロッケはとっても好みの味でした。

オリーブオイルのおかげなのか、スペインの揚げ物は全体的に軽くてくどくない!アメリカの揚げ物みたいな重い感じがなくて、サクッとしていて美味しいです。

だいぶお腹がいっぱいになってしまいましたが、フラメンコショーへ向かいます。
Doble de Cepa

コチラでもお食事を注文しないといけなかったので、生ハムとガスパチョとパイみたいなケーキ(メニューを撮り忘れてしまいました)をいただきました。
ここの生ハムがめーーーーーっちゃ美味しくて!妊婦なのに内緒で(誰に笑)つまんでしまいました・・・息子も3歳なのに止まらなくなってしまって罪深い夜。スペインの生ハムほんとおいしかったなあ・・・

グラスになみなみと注がれたガスパチョはかなりガーリック?が効いていてパンチが強かったです。

フラメンコは前にもスペインで見たことがあるのですが、その時よりも小さい会場で間近で見ることができて、迫力満点。タップの音も激しくて、面白かったです。息子も興味津々でした(その後流石に眠くなっていました)

夜遅くなってしまったのでバスでホテルに帰宅。朝ごはんもついていたので朝ものんびり出発しました。

次の日も本当に暑くてつらかったので、午前中patioや庭園、ローマ橋をサクッと見学。

しんどかったけどローマ橋は向こう側に渡ったほうが絶景でした

14:51発の電車でマドリードに向かいます!

②夏は連日40度超え!暑さに負けるなマドリード観光

ここからは少し時系列が前後します。というのも、今回の一番の目的は夫の家族の大学院卒業式に出席すること。そのためにマドリードに行きました。
なのでマドリードでは観光地をたくさんまわるというよりは、家族時間をエンジョイする要素もあり、こんな形で海外旅行できるなんてまた贅沢だなあと思います。(単純に暑さにやられて、あまりまわれなかったというのもあるのですが苦笑)

1. プラド美術館は無料で楽しめる!

コルドバから16時ごろマドリードに到着。最後はメインのアトーチャ駅に近い「Nh Madrid Nacional」に3連泊しました。やっぱりホテルの移動がないのは楽。

夜ご飯まで少し時間があったので、涼める観光地プラド美術館へ。

閉館前の2時間、19-21時は無料で入れるとのことで、お手頃にサクッと楽しむことができました。
窓口に直接行けばホイッとチケットもらえます(笑)
裸のマハとか見れたよ〜(ニューヨークの美術館と違って館内は写真撮影NG

2. スペイン最大の闘牛場で初の闘牛観戦

闘牛は日曜開催が多いとのことで、今回は日程的に厳しいかな・・・と思いきや、7月だけは木夜21時からとのこと。
息子を義理のご両親に見ててもらうことができたので、行ってきました。
闘牛場はスペインの中でも最大級の「Las Ventas Bullring」。サッカースタジアム等とはまた違った歴史を感じる雰囲気で、建物はとっても素敵でした。

あまり闘牛について知らずに行ってしまった私は、結構ショックを受けてしまい・・・途中から直視できませんでした。
最近は若者たちの間でも反対派が多いみたいですね。でも老若男女問わず会場のお客さんたちは盛り上がっていて、文化を楽しむとはこういうことなんだなあと勉強になりました。

また、現地の人がただ食用として殺されるよりは、かっこよく闘って死ぬ方が牛としてかっこいいということを言っていたりして、考えさせられるものがありました。

③お店がありすぎて選べない!マドリードの美味しいものたち

とにかくレストランも多いのでほんの参考にしかならないと思いますが、私たちが食べたお店をおすすめ順に記録しておきます♪

1. 目の前で仕上げるのが楽しい!味も絶品の「Sala de Despiece 2」

日本語訳すると「解体室」「精肉作業室」という意味だという名前のコチラのお店。
一見怪しげですが、お店に入るとそのコンセプトに納得できます。
Sala de Despiece 2

実験室のような簡素で真っ白な内装に、見た目も少し変わった料理がたくさん。メニュー表記も面白い。
そしてどの料理も最後に目の前で仕上げてくれて、ちょっとした寿司カウンターにいる気分なのがまた面白い。

味もどれも本当に美味しくて、特にタコが柔らかすぎたのと、卵の黄身をパンチェッタで巻いて炙ったやつ?みたいな組み合わせが最高すぎたのと、ヘーゼルナッツソースのとろとろFLANがおいしかった・・・

少し遅れての誕生日ディナーとして夫と二人で行ったので、久しぶりにのんびり味の感想言いながら食べれたのも幸せでした。スペイン語のバースデーソングまで歌ってもらって笑った!!

今はマドリード内に2店舗あるみたいです。子連れだと少しハードル高いけど、ぜひ行ってほしいお店です!

2. ミシュラン獲得店 現地の人にも大人気の「Restaurante Varra」

マドリードに1年住んだ夫の弟のおすすめで行ったこのお店。
Restaurante Varra

さすがミシュラン獲得!と思うようなお店の雰囲気と丁寧なお料理。
特にお野菜のメニューが凝っていて、街中のカジュアルなレストランでは食べられない味わいで美味でした。

もちろんお肉もコロッケもおいしかった!綺麗めなレストランでちょっとかしこまったディナーをしたい方におすすめです。(とはいえ子連れも歓迎で、静かすぎるというわけでもなかったです)
周りのお客さんたちを見て、ヨーロッパの人たちはおしゃれだなあと思いました笑

3. Mercadonaでテイクアウトしたパスタのパエリア「Fideua」

最後のディナーにも関わらず、連日の疲れと暑さにやられて部屋から出られなくなってしまった私。
夫が近くのスーパーでテイクアウトしてくれてお部屋で食べたのですが、これがなかなかの美味しさ!

魚介の旨みが出ているのと、どことなく日本のパスタを思い出すような食感。
息子もお気に入りでした。

これに限らず、スーパーのテイクアウトメニューはどれも結構美味しいらしいです。コスパも少しいいかな。

4. マドリードの定番朝ごはんといえばチュロス「Churrería Chocolateria 1902」

一番の人気店と言ってもいい「Chocolatería San Ginés」は、2人とも過去に行ったことあったことが判明したので、その近くのコチラのチュロスに。
Churrería Chocolateria 1902

ちょっとチョコの酸味が強めだった。チュロスはサクサクで軽くて朝でもペロリと食べられました。
どちらかというと夫が食べたがっていたカラマリサンドイッチの方が美味しくて感動しました。(朝だからか、周りの人はほとんど頼んでいなかったけど笑)

5. おまけ スペイン・イビサ生まれのサングラス「Lentes Locos」

食べ物ではないのですが、夫が探してくれて二人で購入したサングラス屋さんをご紹介。
Lentes Locos

ちょっと裏道の人通りが少ないところにある小さなお店。入った瞬間は奇抜なデザインが多くて、好きなの見つかるかなと不安になったのですが、かけてみると意外と可愛い!そしてあんまり人と被らなそう。

スペイン生まれのブランドというのも嬉しくて、二人で即決してしまいました。
お値段もサングラス界の中ではかなりお手頃。ハイブランドにこだわりのない方、3本目4本目に少し変わり種のサングラスがほしい方におすすめです♪

④マドリードから日帰り旅行 世界遺産の都市「トレド」

マドリードの滞在期間が割と長かったので、一日はトレドに行きました。
電車でもバスでも一本で行けるので楽ちん♪と思っていたのですが、当日の朝に見たら乗ろうと思っていた電車のチケットは完売・・・
少し時間を遅らせてバスで行くことができましたが、本数があまり多くないので早めの購入がおすすめです。

しつこくて申し訳ないのですが、この日がほんとーーーーに暑くて、もう戦いという感じだったのですが、トレドの街並みはとっても綺麗でした。

どの道を通っても、どの建物を見ても、他とは違った歴史的建造物の魅力を感じられて、これが”古都”ってやつかあと感動。(語彙力が乏しい)

ランチは地元の人に愛されそうなこじんまりとしたバルで。
Bar Skala

トレド名物のカルカムサ(豚肉とグリンピースの煮込み)と、トレスノ(豚バラを皮付きのままカリカリに揚げたやつ)を食べました。どっちも(ノンアル)ビールに合うお味!ちょっとローカルなお店の雰囲気もお気に入りです。

トレドはお土産屋さんも充実

コチラの「Cuerho House of Leather」という革製品のお店のデザインが可愛くて、私はバッグを、夫はカードケースをゲットしました。

お皿とかもめっちゃ可愛くて悩んだけど買わず・・・買えばよかったと写真を見ながら今更後悔中。

マドリードよりも人が少なくてまったりとした時間を過ごせたトレドでの一日でした♡
(ジェラートとマックシェイクでなんとか息子も暑さを乗り切れてホッとしました)

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ということで最後の方は私の燃料切れでやや走り書きとなってしまいましたが、初のポルトガル、いろんな都市を回れたスペイン、家族3人で行く最後の旅行は最高でした!!

私はお腹が大きくなってきたのに歩きすぎて、しっかり足を痛めて帰ってきましたが、息子は元気にサマーキャンプに復帰。頼もしいね。

やっぱりヨーロッパの美しさにうっとりだったので、他の国にも行ってみたいです。
アメリカに住んでいるからこそヨーロッパにも行きやすい距離なので、感謝。

ようやく旅の疲れも取れてきましたが、ここから出産まではのんびり節約しながら(笑)過ごそうと思います。
ニュージャージー、ニューヨーク情報ももっと書けたらいいな〜

長々と読んでくださった方、ありがとうございました♡少しでも参考になれば嬉しいです!

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